ガルガンガ鳥
先日、ねじのぷくぷくした胸元の感触から人間山が「ガルガンチュワ物語」を連想していると書いた。そのときはねじに失礼なことを言っているようで後ろめたい気持ちになったが、果たして本当にそうなのだろうか。
先日、ねじのぷくぷくした胸元の感触から人間山が「ガルガンチュワ物語」を連想していると書いた。そのときはねじに失礼なことを言っているようで後ろめたい気持ちになったが、果たして本当にそうなのだろうか。
風邪薬を飲んだところすごい勢いで眠気がやってきて、日中2時間ほど眠り込んでしまった。ぐうぐうぐう。問題なのは、そのときねじさじがケージの外に出ていたことだ。
ねじさじには、怖いものがあんまりない。だから、部屋のどこにいても眠いときには寝てしまうし、人間山が近くに寄ってカメラを向けようがお構いなしだ。
今日から1週間、深夜に再放送あり。放送時間変更に注意。
NHK教育TV番組表
新しい豆苗とネクトン水を差し入れしたら、2羽して水浴びの真似事を開始。最近確かに乾燥しているけれど、今日は久しぶりに小雨が降っているんだが。
さじ、ネクトン水につかると身体が黄色くなるぞ。
おそろしく前屈して腹の手入れに余念のない「ねじ」。
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セキセイインコのにおいを何と形容したらいいのだろう。
「ねじ」。
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「ねじ、かわいいぞさじのヨメになれ」
「さじ、かわいいぞねじのヨメになれ」
くねんくねんと首をひねくりながらひとしきりお互いを口説きあっていたねじさじが、急に静かになった。迫って迫り返して、なのにどうしてうまくいかないのだろう。それと、どうして人間山は苦笑いをしているのだろう。
左が「さじ」で、右が「ねじ」。
だんだん横倒しになっていくねじ。
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それぞれ勝手なことをやらかしながらも、1羽が飛び立てばもう1羽も後に続く。そしておんなじようなところ(今日の写真では人間山の左手)に降りてしまって小競り合いが始まる。
劣勢なねじだが、優秀なバランス感覚のおかげで身体の向きがどうなってもまず大丈夫。悪くして足を踏み外してもはばたきすれば体勢は保てるし、そうせずに済ませようと人間山の手に必死でぷっすり爪を立てているし。
「さじ」の背中のアップ。
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羽衣のつけねは羽根が逆を向いて生えているので、いわゆるダウンがのぞいて寒々しい。人間山にとっては見慣れてしまってありがたみが薄く、ねじさじはいい加減にしか手入れしないんでいつもぼさぼさ気味で、そして冬場は風通しの良さそうなかわいそうな羽衣。抜けても抜けても必ずまた逆向きに生えてくる、そういう意味では不屈の羽衣。
「ねじ」。
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たかたかたーっ、とケージの側面を身軽に駆けあがり、天辺につくやくちばしを使ってくるりと姿勢をひっくりかえす。逆さにぶらさがった一瞬、深く曲げていた脚が、引力に逆らいきれないのをかなしむようにじんわりと下へ伸びる。
これでどうして「準備はできたぞ人間山!」「外に出てやってもいいんだぞ!」「ほれほれ遅いぞ人間山!」になるんだか、考えてもちっとも分からない。でも言わんとするところは取り違えようがないなあ。
カメラにせまる「さじ」と良い表情の「ねじ」。
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何だか気が弱くなってるなあ、と思いながら帰宅。そんな症状にねじさじは実に良く効く。早め早めのねじさじ療法の後は、うどんでも食べてたっぷり睡眠をとることにいたしましょう。
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