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トリの愛ヒトの愛

メエ

ねじさじを育てたときは「ヒトを好きになあれ」としつこいくらいに呪文を唱えていたものだったが、メエギイの雛時代にはヒトはわりに淡々としていた。そもそも性格がきつめでドライなメスセキセイ、しかも2羽同時の養育である。元気でヒト嫌いにならないでくれればそれでいい、くらいの気持ちでおつきあいしてきた。

だがいったいいつからだったのだろう。今ではメエギイはそうとうヒトが好きらしいのだ(そしてありがたいことに、ヒトを卵の父親にと見込んではいない)。

ヒトへの関心や愛情を隣のケージに向けて欲しいと思うのだけれど、そこがなかなか難しいのが悩みの種である。先日緑2、青1で放鳥していたら、メエギイは協同して狩りをするメスライオンのように阿吽の呼吸で二手に分かれ、いたいけなさじ男をどんどん隅っこに追いつめて行った。それは端から見ていても実にみごとな連係プレイであったのだが、もちろんヒトが彼らに期待するしやわせのかたちではない。

強行手段しかないだろうか。

ヒトのこころを読んだかのように、ケージの中の青いトリどもがそろってぶるんと身震いをした。

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コメント (7)

あっぽ:

長女はオバちゃんになってきたので、子孫繁栄をお望みなら強行手段もやむ終えないのでは…
と、思ってみました。

>あっぽさん

そうですね。雪山で2羽きりで遭難して山小屋コースとか、
ハハがセッティングしてやるべきなのでしょう。
今朝青緑1組ずつ放鳥してみたのですが、相手の方に
興味を持つだけメエギイのほうがまだましなのかも。

ペン♪:

いやん、この角度でもお顔がまんまるでカワユス。>おねーちゃん

ザマンザぃ:

>阿吽の呼吸で二手に分かれ
さすが、姉妹。
鳥の世界でも、オナゴのほうが
頭が良く、気持ちが強いのは変わらないですねぇ… 。

>ペンちゃん♪

ろう膜ぼこぼこでもくちばし荒れてても、おもちゃや
ご飯をひとり占めしてても、自分に甘くて妹にだけ
厳しくても、でもすんごくかわいいんですよもう
うちのおねーちゃんは!
(何ひとつ恥じるとこのない飼い主バカ)

>ザマンさん

いつもけんかばかりなのに、こういうときだけすごく
息が合うんですよね。たしかにメエギイには知性の
ひらめき(悪だくみともいう)を感じる瞬間が男組より
格段に多いのです。

荘つかさ:

おねーちゃんの写真を見ていると、私の首もだんだん90°に傾いてきますよー‥‥催眠術!?

>荘つかささん

私も90°派ですよー。「オネーチャン!」と呼ばれると顔がまんまるくなる催眠術もかけられたいものです。

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2007年06月09日 14:45に投稿されたエントリーのページです。

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