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2006年12月 アーカイブ

2006年12月31日

2006年まとめ(か?)

今年の12月は、何があったわけでもないのに記録的な速さで駆け去ろうとしている。ヒトは12月の背中を見送りながら呆然としているところだ。この先も少していねいに生きる心構えを持たなければ、先に行って後悔することになりそうな予感がしている。

さて、トリたちはおかげさまで元気だ。

ねじさじ(左がさじ/右がねじ)

この寒いのに中学男子2羽はプチ発情気味で、向かいあってしきりにちょちょちょちょーと語り合っている。それを見ていると、ついつい「ヒトも仲間にいれてよ」と大きな頭を間に突っ込みたくなるのだ。ねじさじが鷹揚なのをいいことに「ちょーちょーちょー(超朝鳥?)」などとうそ鳥語で楽しく参加していると、そのうちお決まりの頭突きごっこが始まる。それではとヒトも負けずに頭をぶんまわしてみると、ねじさじはさすがに恐れおののいてぐるぐる走りまわる。

ねじ

しばらく前やけに冷たかったねじは、最近非常にヒトに友好的だ。ケージを今の部屋に移してから見なくなっていた天井にぶらさがる「ねじを外へ出しなさい」というジェスチャーも復活している。もちっと体重が落ちてくれるとなお良し(これはヒト側の課題)。来年も「ねじ様」としてヒトの混沌としたこのこころを導いてくれたまえ。

さじ

この2ヶ月あまり、さじはずっと体重優等生で35g前後をキープしている。身体が軽いせいか放鳥時の身のこなしも軽やかで楽しそうだ。肝臓不調の兆候のくちばしの状態は相変わらず。ねじと遊んでいると割って入ってくるのも、ヒトの指かじりが趣味なのも相変わらず。お顔かゆい病はもう不治だということがわかったので、ヒトは一生「おしゃじしゃん」の顔をかく所存である。

メエギイ(手前がギイ/奥がメエ)

お年頃のメエギイ姉妹は、男子組ほどはうまくいっていない。メエがすっかり復調したのはいいけれど、「あたしはメエ様」状態もますます加速。もちろんギイも子供の頃ほど負けてはいないのだが、最後の最後にはやっぱりメエが我を通すことが多いので、傍から見ているとギイを応援したくなってしまう。

ねじさじのときと比べるとヒトとメエギイの交流の密度は濃いとはとても言えないのだけれど、この1年メエギイのヒト好き度はなぜか大幅アップした。ヒトの気配に必ず「ヒトちゃんヒトちゃん(鳥語で)!」と声をかけてくるのも、ケージの網にはりついてヒトの動向を恨みがましいような雰囲気でじーっと観察しているのも、放鳥時にこちらにまとわりついてうるさいくらいなのも、メエとギイの方だ。

メエ

特にメエはヒトの口まわりの動きが大好きで、身体を乗り出して見入っている。ヒトが頭のてっぺんから声を出して「オネーチャン!」と呼んでやるとものすごく嬉しそうだ。ヒトも努力してメエうけする音を発声できるようがんばっているが、この間ダースベーダー風味の呼吸音を披露したら、大喜びで唇をかまれてしまって泣いた。

ギイ

末娘ギイはとにかく何をしててもかわいい。性格もうちでいちばん素直で、困ったおねーちゃんに怒られてもあんまり気にしていないようなのが救われる。とは言え、破壊活動欲は4羽中もっとも旺盛で、放鳥時に目を離していけないトリナンバーワンの座は不動だ。

行き当たりばったりのトリ日記を読んでくださってありがとう。来年のヒトの目標は、トリもヒトも元気に過ごすこと、トリにおいしいものを食べさせること、もちょっと勤勉なヒトになることです(それから古いPCからメエギイひな時代の写真がごっそり出てきたので、そのうちに整理したいですな)。それでは良いお年を!

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