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バラバラ

さじ

油断してのこのこやってきたさじをつかまえて、くちばしをじろじろ観察する。この間から、光に透かしてみるとぼんやりした影があるような気がするのだ。通院すべきか否か迷うけれど(今は肝臓の薬を切っている)、結局もう少し様子をみることにした。

握られ慣れているとは言えやはり快適ではないのだろう、解放されたさじは人間山の肩でやれやれという顔で羽づくろいを始める。しかし、いまだにねじさじの「それはそれこれはこれ」という態度は不思議だなあ(メエギイだったら、いやなことをされた後は当分根に持って、ヒトへの態度もあからさまに変わる)。ヒトの肩は、さっきにぎにぎ攻撃してきたヒトの手につながってる悪い仲間なんだよ。このでかいの全部がひとつの意思を持った生き物なんだけれど、君の頭の中ではいったいどうなっているのやら。

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コメント (2)

ザマンザぃ:

松風さんも、ニギニギされた直後に、
ニギニギしてきた憎いはずであろう指で遊び始めたりします。
ズコーーーーーーーーッ。

ザマンザぃさん、確かにズコーーーッですよねー。
それでいいのかーって問い質したくなります。

さじは病院で先生に保定されてるときに、うっかりぼはーって顔をふくらましちゃって、「あらあら」と言われながら顔をかいてもらったこともあります。

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2006年09月03日 16:58に投稿されたエントリーのページです。

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