ほら、ちょっと居眠りしてたり油断してたりしたトリがこちらの気配を察したときの、あの「ん、何だ何だ一応スタンバイしとくか」って感じで両方のつばさを上にぐーっと持ちあげる、あのしぐさをご存じだろう。
最近さじの伸びを背中側から見て今更ながら驚いた。そっくり返った羽衣がきれいにたたまれて一瞬まったく見えなくなって、そして伸びが終わったら何事もないようにまた現れるのだ。いや、当たり前だと言えば当たり前なのだが、そもそもねじさじはぼーっとしているときでもたいていヒトの方ばかり向いていたからなあ、寝起きの後姿自体が新鮮なのだ。
今日のトリスペースの室温は30度。さじさんはくつろいでいるが、彼の体温でヒトの手の甲は焼けつくようだ。いつの間にこんなに夏なんだとヒトは途方に暮れる。
最近メエギイとさじさんはお互いに群れ認定しあったらしく、放鳥時にだいぶ歩み寄るようになった。青いトリに飛びかかっていたあの暴力狩猟姉妹が、ミドリのトリを見るとぶるぶるとふるえていたあの羽衣が、と思うと実に感慨深い。群れなんだからメエギイが飛ぶとさじさんも一緒に飛び立つし、さじさんが飛べばメエギイだってついていくわけで、結果、みんなの運動量がだいぶ増えてきた。
もうここにいないへったくそな飛び方のトリのことを、やっぱり今日も考える。
コメント (1)
おおお。
メエギイちゃんとさじくんがカーテンレールに
並んでいるとは、なんと新鮮な光景!!!
投稿者: ペン♪ | 2008年07月18日 00:59
日時: 2008年07月18日 00:59