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愛なのか変なのか

ねじ

告白すると、ヒトが冷たくされて一番こたえる相手はねじだ。他のトリなら「あれがこうしてそういう態度になる」とか「まあそんな気分のときってあるよね」と冷静に考えられるのだけれど、ねじのつれない態度にはこころのやわらかいところにいきなり何かがぐさりと刺さるような気持ちになることが多い。ねじのマイペースっぷりが徹底しているので、行動を予測したり気持ちを推しはかって納得したりが難しいからか。それともそんなにねじに惚れているのか。ヒトよ。

ここしばらくのねじのブーム(?)は、とりあえずヒトの指には乗ってみるけれどすぐお尻をむけて飛び降りて、メタルラックの向こうの端っこまでよちよち走っていくことだった。何度試みてもねじは背を向けて走っていく。お乗りいただいた指を目の上にあげても駄目(以前のねじならよきかなよきかなとご機嫌だった)。背伸びして腕と指とを伸ばせる限り伸ばして、ヒトったらねじのこんなに目下ですとアピールしても駄目(以前のねじなら...)。かなしい。

しおしおとうなだれているヒト指の代わりに、ヒト顔でねじのご機嫌をうかがう。ああ、ヒト顔はまだお好きのようだよ。ひどいよにくいよヒト顔のバカバカバカ。いつのまにか指の気持ちに憑依されてひとり分裂してゆく人間山。

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コメント (5)

ザマンザぃ:

うちの松風さんも指より顔が好きです。
顔の中でもマツゲが大好きです。

指は顔をカキカキさせられているのに、
突然の絶叫とともにガブガブされて痛い目にあわされたりと不憫なのに反し、
顔はただそこにあるだけで、楽しそうによってきます。
指も顔も同じヒトの付属物なのに不思議ですよね… 。

ヒト顔
 :凹凸いっぱいでいろいろパーツがあって、文字通り表情豊かで
  面白い音が出て、トリにやなことしない楽しいお友達。

ヒト指
 :とりあえず向こうから来たら上に乗らなきゃいけないけど、
  でも気を許すとトリに何すか分かんないし。ときどきおいしいもの
  持ってきてくれていいやつみたいだけど、でも油断ならないの。
  へんなの。

よごれ仕事を指に押しつけて、ヒト顔はいいとこ取りさ!
(まだヒト指に感情移入しています)

あっぽ:

ねじさん、愛されてますね…
えこひいきしているつもりは無いのに、冷たくされると落ち込む相手って… 
いるいる。

逆にこっちが冷たくしても張り付いてくる時報男とかもいます。
お互い冷たい関係なのもいるし…

いっぱいいると知らず知らずのうちに、変な関係性が成立してるんですね。

lineo:

もしかするとヒト様の指をジャンプ台と思っているのかもしれません。しかし鳥様の思考は謎が多いですな。

あっぽさん、lineoさん、遅くなってすみませんです。

数羽と暮らしてみるとトリ関係、ヒトとの関係いろいろありますね。うちにも冷たくしても寄ってくるオトコ(さじ)、冷たくされるって感覚が分からないのでへーきなオトコ(ねじ)がおりまする。

トリ様の思考は相変わらずよく分からないのですが、振り返ってみるとねじは「指に乗る」→「強制的に運動させられる」という流れがいやだったのかも。しばらく運動をさぼっていたら、だんだんフレン鳥になってきやがりましたよ。

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2006年11月28日 22:35に投稿されたエントリーのページです。

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