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さじの冒険譚(または、月いち通院)

つかまっちゃった入れられちゃった
「ぼくだけどうしてこんな目に?」(こないだはねじも一緒だったけど)という記憶が薄れたころ、次の通院日がやってくる。
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グリチロン(肝臓の薬)が残りわずかになったので、さじと病院へ。

何のスイッチが入ったのか、さじは、電車の中や待合室で「唯一無二の英雄の壮大な冒険譚」だか「かなしくも美しい選ばれた一族の年代記」だか、とにかくせつせつとぴろぴろぴろぴろ歌いあげようとしてしかたがなかった。そのたびに邪魔されたのがよほどご不満だったようで、診察台にあがったら思う存分声を張りあげ始めて恥ずかしい。

くちばしの出血斑は小康状態。体重はずいぶん減ったけれど(病院計測35g!)胸の筋肉が落ちているので、多少体重が増えることを恐れずに食べさせて、よーく運動させるように指導される。

診察中にお腹が空いてすごくがつがつしてたんで、先生からおやつにとローファットのペレットを少しいただいたが、シード派のさじはそっぽをむいてしまった。先生はシードもくださったよ。ありがとうございました。

終わりよければ

帰宅してひとごこちついたさじ。頭に何かささってるみたいだが、平気でくちばしじょりじょり。

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2005年09月23日 22:25に投稿されたエントリーのページです。

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